株式会社マンダム掲載日 2024年10月29日

取引ごとの請求書と月次請求書を無理なく発行。
法制度もクリアし、9割のコスト削減を実現しました。

利用サービス 請求書(受取・発行) | エリア 関西地方 | 事業内容 化学・医薬品 | 取材日 
株式会社マンダム

メンズコスメブランド「ギャツビー」などを展開する化粧品会社の株式会社マンダム様。従来の請求書は業界標準EDIの仕様にて専用帳票を出力、手作業で郵送していました。グローバル標準ERP基幹システムの仕様上、取引のつど税計算しており、インボイス制度への対応が課題に。『BtoBプラットフォーム 請求書』の導入で制度に対応しながらコスト、作業時間ともに約9割の削減を実現しています。

ココがPOINT!

  • 1年間コストは約520万円⇒56万円へ9割近く削減
  • 2ペーパーレス化で出社不要、リモートワーク可能に
  • 3インボイス制度に対応、日本版Peppol/JP PINTも視野に

新しい価値を求めるチャレンジングな社風

― 事業内容について教えてください。

1927年、金鶴香水株式会社として設立、1971年に現在の社名になりました。「ギャツビー」「ルシード」「ビフェスタ」「ルシードエル」などを主要ブランドとしてヘアスタイリング、スキンケア、ボディケア化粧品や美容ツールなどを展開しています。アジアを中心とした海外展開もしています。

今や身だしなみ行動の定番の一つにもなった、外出先で手軽に洗顔できるフェイシャルペーパーの提案など、従来の市場に収まらない新しい価値を求めた探索をしていく社風があります。

― ITイノベーション推進部について教えてください。

社内への貢献を、ITによって革新的に進めたいとの思いから、現在の部署名となりました。部員は25名ほどで、プログラミングのできる人材の採用はもちろん、プログラムのソースコードの少ないローコード開発などにも取り組んでいます。当社ではSAP社の基幹システムを使っているため、ERP推進課ではSAPの認定コンサルティング資格を持ったメンバーを揃え、業務に合わせてシステムをカスタマイズして新しいビジネスへの対応を支援しています。

SAPの導入は2004年で、当初は会計分野からスタートして、現在は生産・販売システムとの自動連携機能、請求書も発行できるようになり、一般的な取引業務はすべて集約・管理できる仕組みになりました。

― 請求書業務についてお聞かせください。

請求書の発行先は約670社で、主な取引先は卸事業者です。請求書の要件を満たす書類には2種類あります。1つは海外の取引では主流のインボイスの単位である、取引ごとに都度発行するものです。日用品・雑貨品業界では卸事業者との取引でよく使う業界統一伝票で、卸事業者からみた呼称で「仕入伝票」と呼ばれます。もう1つが月に1回、1カ月分をまとめて発行する一般的な請求書で、「締め請求書」です。

「仕入伝票」は、SAPの消費税計算単位である取引都度の伝票単位で、1つの取引ごとに発行しています。「締め請求書」は、SAPの伝票(=仕入伝票)の金額を合算した金額で発行していました。

― 請求書業務では、どのような課題があったのでしょうか。

2つの大きな課題がありました。1つは紙での発行による、印刷、封入、郵送などにかかる業務とコストの負荷です。2つ目はインボイス制度と電子帳簿保存法への法令対応です。

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株式会社マンダム
創業1927年12月23日
事業内容化粧品・香水の製造および販売/医薬部外品の製造および販売
代表者代表取締役 社長執行役員 西村 健
本社所在地大阪市中央区十二軒町5-12
企業サイトhttps://www.mandom.co.jp/
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