BoCo株式会社取材日 2020年10月2日

資金調達の枠を確保できる安心感とオンライン処理のスピード感で、成長に欠かせない資金需要にも即対応できました。

利用サービス 電子請求書早払い | エリア 関東地方 | 業種 製造
BoCo株式会社

鼓膜を使わず、骨を振動させて音を伝える骨伝導技術を用いたデバイスを製造・販売するベンチャー企業のBoCo株式会社。世界初の完全ワイヤレス骨伝導イヤホンは、コロナ禍によるテレワークでの活用や運動不足解消のジョギングなど様々なシーンで需要が伸びています。現在、急成長を遂げる同社が売上拡大に必要な資金調達に利用している『電子請求書早払い』について、お話を伺いました。

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骨伝導への関心が急速に高まり、膨大な資金が必要に

― 事業概要を教えてください。

取締役 営業開発部 部長 柴崎様(以下、柴崎取締役):2015年10月に設立し、骨伝導技術を活用したイヤホンなど音声伝達機器の開発、製造、販売をしています。2020年7月から一般販売を開始した世界初の完全ワイヤレス骨伝導イヤホン『PEACE TW-1』は、世界で初めて左右独立型完全ワイヤレス骨伝導イヤホンという話題もあり、お陰様で様々な賞をいただき、各種メディアにも取り上げていただいています。

取締役 営業開発部 部長 柴崎様取締役 営業開発部 部長
柴崎様

代表取締役社長 謝様(以下、謝社長):骨伝導は音を伝達するのに鼓膜を使わず、骨を振動させて聴覚神経に直接音を伝える技術です。完全ワイヤレスで独立型のユニットにするのは技術的にかなり難しく、小さなユニットの中に骨伝導のデバイス、センサー、バッテリーなどが組み込まれています。

代表取締役社長 謝様代表取締役社長 謝様

― 骨伝導イヤホンが、多くの方から支持されているのはなぜでしょうか。

謝社長:コロナ禍で在宅ワークされる際、ご家庭の環境音の中でも骨伝導ならば音声がクリアに聞こえますし、耳を塞がないので呼びかけの声も聞こえます。つまり"ながら聴き"ができるんですよ。それからランニングなどスポーツの際にも音楽だけでなく、周りの音も一緒に聴けて安全ということでご利用いただいています。

― 今回、『電子請求書早払い』をご利用された理由を教えてください。

柴崎取締役:弊社はものづくりのメーカーで製造から販売まで全てやっています。創業時は社長の自己資金にはじまり、経営陣の資金、銀行からの資金調達、さらに増資して製品開発、製造を行ってきました。同時に骨伝導イヤホンの啓蒙活動も続けてきました。そうした中、本格的に勝負できる左右独立型完全ワイヤレス骨伝導イヤホン『PEACE TW-1』を開発できたので販売チャンネルを拡大したい。そのためには生産量も増やさなければいけませんし、店頭の什器等販促費用も必要になり、膨大な資金需要が出てきました。

資金調達を即断即決。販売機会を逃さず攻めに徹する

― 急成長のチャンスに伴い、資金需要が発生したわけですね。

柴崎取締役:その通りです。ところが製造から売掛金の回収までの期間が5~6カ月かかります。具体的には、部品を調達してから製品が完成するまでに3~4カ月、販売先に納品して資金回収するまでに最短で2カ月。販売機会の損失を避けるには、ある程度の在庫は持たねばならず、その分の資金回収はさらに先延ばしになります。

謝社長:製品需要が万個単位になってくると、資金回収のまえに先行投資が必要になります。というのも、日本では売掛金が商慣習として常識ですが、海外にはそのような文化はありません。中国から部品を調達する際、基本は前払い、もしくは部品を受け取った日に全額支払います。一方で資金の回収は商品を販売先に売ってから数カ月後になる。だから資金繰りが大変なんです。

例えば、弊社の営業が新規に大手家電量販店から500店舗分の追加注文を受けたとします。商品はあるけれども、店頭の展示什器がない。什器を業者に依頼するのに仮に1,500万円の資金が必要として、業者へは50%の前金をすぐに支払わなければいけない。でも手元資金がない。なければせっかくの販売機会、成長のチャンスを逃すことになる。ベンチャー企業にはよくあることです。

― インフォマートの『電子請求書早払い』サービスを知ったきっかけを教えてください。

謝社長:実際に急な資金需要があり、まず取引銀行へ資金相談に行きました。債権を元に資金の借入を申し込んだのですが、そういったサービスはないということで借入はできませんでした。そんなときに、お付き合いのある大手金融機関の担当の方から、インフォマートの『電子請求書早払い』を紹介されました。請求書を現金化できるいわゆる「ファクタリング」サービスですが、感想から言えばとても素晴らしいサービスでこれまでファクタリングに対して抱いていたものとは全く違いました。その理由は3つあります。

まず、大手金融機関からの紹介という信頼感。2つ目はサービスを運営しているのが、東証一部上場企業ということの安心感。それから、インフォマートの担当者がサービスを説明する際、最後まで「ファクタリング」という言葉が出なかったこと、つまりサービス設計が素晴らしく、従来のファクタリングとは別もので、懸念点が解消されました。

― 一般的なファクタリングには、どのようなイメージをお持ちでしたか?

謝社長:利用を躊躇する怖さがありました。手数料が10%とか20%と高く、いつまでもその業者との関係が断ち切れないのではないかという不安感です。何より、取引先にファクタリング業者を利用したことが知られれば、取引停止になります。債権をファクタリング業者に譲渡するほど資金繰りが厳しいのか?そんな潰れそうな会社と取引していいのか?と考えるのが普通です。

柴崎取締役:ただ、ベンチャー企業の中には、そういうファクタリングも利用しなければいけないほど大変な現状があるということです。いい商品やサービスがあり、販売実績もあるのに、運転資金が足りずに困っているベンチャー企業はたくさんあります。その点、『電子請求書早払い』は、手数料も他社と比較しても低く、2者間ファクタリングなので取引先に知られることもなく現金化できます。成長企業にこそ、『電子請求書早払い』はなくてはならないサービスだと思います。

― 実際にサービスを利用した感想をお聞かせください。

柴崎取締役:利用登録から2週間ほどで限度額の枠を事前に決めてもらえるので、資金計画が立てやすいですね。請求書の買取申し込みにも煩雑さはなく、最初に必要な書類を提出しているので、それ以降で別途書類を出す必要もありません。それに申し込みから最短で2日後には入金されるので、非常にありがたい。その手続きもシステムから経理担当者が数分で行えますから簡単です。

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ライフスタイルの1つとなるために、販売チャンネルを広げたい

― 資金調達の新しい方法として、『電子請求書早払い』をどのように評価されますか?

謝社長:私たちのようなものづくりベンチャーのニーズに、とてもマッチしています。長期スパンの設備投資などは、これまで通り銀行からの融資を活用して、『電子請求書早払い』で得た資金は急な資金需要に対しての活用にと棲み分けして利用したいですね。ベンチャー企業には、成長の機会は突然やってきます。そのチャンスを逃さないためにも、『電子請求書早払い』をうまく使っていきたいですね。

― 御社が目指す未来像について教えてください。

謝社長:我々の経営理念は、「Your happiness is our business」です。お客様が喜んでくれることが、私たちのビジネスになります。私たちの作る骨伝導イヤホンを、メガネと同じように広く普及させたいです。朝起きたらメガネをかけるように、このデバイスを耳につけます。そのようにライフスタイルの1つとしていくことで、人と音のよりよい関係を築いていきたいですね。今後はライフスタイルメーカーとして、家電量販店のみならずファッションなど様々な分野ともコラボレーションしていきます。その面で、資金需要もあるので、もっと大きく成長するために『電子請求書早払い』を頼りにしたいですね。

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設立2015年10月1日
事業内容骨伝導技術を活用したearsopen®商品の開発、製造、販売
代表者代表取締役社長 謝 端明
本社所在地東京都中央区八重洲2丁目11番7号 一新ビル6F
企業サイトhttps://boco.co.jp/