飲食業界用語集飲食業に携わる人なら知っておきたい、法令や経営に関するキーワードを解説します。
インバウンド
飲食業界における「インバウンド」とは、訪日外国人旅行者を指す用語。 本来は「外から中へ入ってくる」という意味だが、ビジネス現場では「海外から日本へ来る観光客」を指して使われる。対義語は「アウトバウンド」。
インバウンド消費(いんばうんどしょうひ) 訪日外国人による国内支出のこと。円安や和食ブームを背景に、特に飲食費にかける金額が、国内客より高くなる傾向がある。
食の多様性(ふーどだいばーしてぃ) 国籍や宗教、思想、アレルギーなどにより、食習慣が異なること。ヴィーガン(完全菜食主義)やハラル(イスラム教)、グルテンフリーなどへの配慮は、集客の鍵となる。
主なインバウンド対策
受入環境の整備:写真付き多言語メニュー、モバイルオーダーの導入、無料Wi-Fiの設置など。
決済手段の拡充:クレジットカードのタッチ決済、海外QR決済(WeChat Pay・Alipayなど)への対応。
情報発信の強化:Googleマップの英語登録や、TripAdvisorなど海外向け媒体への掲載。
例えば、多言語メニューや翻訳ツール、海外決済を用意すれば、言葉の壁による機会損失を防ぎ、スムーズに高単価な注文を獲得できる。
このように、インバウンドは単なる「外国人客の対応」ではなく、人口減少で縮小する国内市場を補い、外貨を獲得して売上を最大化するための不可欠な経営戦略である。

