取引先からのFAX注文書をシステムに入力する際、入力ミスが多発。さらに「ミニトマト」や「プチトマト」など発注書フォーマットを統一できず、受注業務は負担でした。『TANOMU』の移行でこういったことは改善されました。さらに、発注のしやすさによる注文スピードアップ、商品情報の発信で追加購買の増加、ピッキングまでの一連の流れをデジタル化でき、様々な場面で躍進できました。

人海戦術によるFAX注文の集計や入力がなくなり、作業時間が大幅に短縮。事務員ひとり分に相当する年間の人件費約240万円削減しました。これまでは事務員が退職する度に、後任の採用にどのような方でもいいから入社してほしいと焦っていました。今でも事務員を募集していますが、受発注システムが機能しているので切迫した焦りはありません。

月間約500件にのぼる個人経営の飲食店さんからの注文を『TANOMU』で受注したところ、1日あたり4時間ほど入力時間が浮きました。配送の負担も減らせました。これまでは営業担当が早朝に出勤して受注内容を入力していたのですが、今は事務員が出勤する8時半にデータをCSVで落とすだけで終わりますから、今までより早く物流業務に着手する事ができるようになり、早朝出勤もしなくてよくなりました。