ニーズにあわせた細やかな対応と提案で、外食企業との取引が急増
【Q】御社の事業内容を教えてください。

専務取締役 営業本部長
専務取締役 営業本部長(以下、営業本部長):弊社は、学校や工場の給食用食材卸にはじまった1948年の創業以来、一貫して業務用食材を扱っています。時代の流れとともにスーパーの惣菜や外食と取引先の業態が増え、現在、外商事業(卸売業)の顧客の75%が外食企業様です。この割合はここ数年で急激に高まっています。
【Q】外食企業との取引が急増した理由はなんでしょうか?
営業本部長:物流提案だと思っています。食品・食材だけで他社との差別化をはかるのは限界がありますが、外食企業様は食品の仕入以外にも様々な課題をお持ちです。たとえば複数の業者がばらばらに納品に来る負担。弊社では、メインの乾物、冷凍食品以外にも生鮮品や、食材ではない箸や洗剤といった消耗品も取り扱い、一括でお届けします。こうすることで、お店側も受取・検品が一回で済みますよね。
第二営業部長 兼 羽島物流センター長(以下、第二営業部長):フランチャイズ展開されている外食チェーン様は、業態や加盟店様ごとに納品対応に濃淡をつけたいとご要望されることがあります。加盟店様によって取組みスキームに協力的であったり、そうでなかったり、店舗立地やストックヤードの状況が違うため、画一的にはいかないということもあります。そのため納品頻度や時間、方法などにその内容を反映していく、極論では一店舗ごとの細やかな対応が必要になります。
お客様が欲しいと思う商品に類似品や関連商品を提案することにあわせて、どのように届けるかを工夫して作りこんでいくことで、継続的に弊社を選択していただくことを心がけています。選んでいただくための選択肢をどれだけご提示できるか、ということに尽きると思います。

第二営業部長 兼
羽島物流センター長