飲食業界用語集飲食業に携わる人なら知っておきたい、法令や経営に関するキーワードを解説します。
食品表示法
【経営リスクを回避し顧客信頼を獲得】食品表示法とは、消費者の安全と自主的な選択を確保するため、名称・原材料・アレルゲン・保存方法・期限などの表示を義務付けた法律。 従来の「食品衛生法」「JAS法」「健康増進法」の食品表示に係る規定を一元化し、2015年に施行された。
一括表示 商品の包装容器(裏面など)に貼付されるラベル。定められた書式で、原材料や添加物、栄養成分などを記載する。
特定原材料 食物アレルギー症状を引き起こす恐れが高く、表示が義務付けられている8品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)。※2025年4月より「くるみ」が完全義務化。
飲食店における表示義務の境界線
● 店内調理・提供:原則として表示義務の対象外(メニュー表への表記は推奨)
● テイクアウト・デリバリー(販売形式別):
注文を受けてから容器に詰める場合 → 対象外
あらかじめ容器包装して陳列販売する場合 → 対象(表示義務あり)
また、表示基準は例年細かく改正されている。「一度ラベルを作って終わり」ではなく、常に最新の改正内容を確認し、正確な情報を開示し続ける姿勢が、顧客からの信頼獲得につながる。

