飲食業界用語集飲食業に携わる人なら知っておきたい、法令や経営に関するキーワードを解説します。

荒利益高(粗利益高)(あらりえきだか)

荒利益高とは、飲食店の売上から、その売上を立てるために直接かかった費用(売上原価)を差し引いて残る利益のこと。
売上総利益とも呼ばれ、店舗の収益性を測るための基本的な指標となる。

・計算式
荒利益高=売上高−売上原価
売上原価には、FL(食材費・人件費)のうち、主に食材費(F)が該当する。

例えば、1杯500円で売っているコーヒーの原価が100円(豆、牛乳など)だった場合、荒利益高は400円になる。

この荒利益高から、家賃や水道光熱費、広告宣伝費、人件費など、店舗を維持するためにかかる費用(販売費及び一般管理費)を差し引いたものが、最終的な利益である営業利益となる。

荒利益高が高いほど、店舗の仕入れやメニュー構成が効率的に行われている。荒利益高をしっかりと確保することが、健全な店舗経営の第一歩となる。

今注目のワード

最も検索されているホットワードを中心に、いますぐ知っておきたいワードを集めました。

資料請求する