1984年に創業し、岐阜県多治見市に本社を構える中部薬品株式会社。株式会社バローホールディングスの傘下として、医薬品・健康食品・化粧品・日用品の販売業務から、保険調剤薬局までを幅広く扱うドラッグストアチェーン「V・drug」を展開しています。主に愛知・岐阜・三重・静岡・石川・富山・福井・滋賀で拡大し、店舗数は301店舗(2016年末現在)を数えます。売上高900億を超える、中部地方の中でも有数のドラッグストアチェーンです。
事業拡大に伴った経理書類の増大に伴うコスト削減と、部署ごとに分散していた請求書発行業務の解決を目的に『BtoBプラットフォーム 請求書』を導入した同社。その効果について財務部部長、マネージャーにお話を伺いました。
ココがPOINT!
- 各部署が発行していた請求書が集約され、一元管理を実現。
- 98%の電子化で、請求書を作成する手間から解放。ストレスフリーに。
- 財務部の毎月の請求業務が、最大で14時間軽減。
課題は業務フローの改善と、見えにくい請求業務の「見える化」
まず、御社の抱えていた課題について教えてください。
ドラッグストアのメイン業務は、店舗でのお客さまへの対面販売です。BtoCでのやり取りですから、基本的にお客様と請求書のやり取りは発生しません。
ドラッグストアでは定価でメーカーから商品を仕入れ、販売高や販売数など一定の条件に応じてメーカーに割戻金を請求することがあるのですが、その割戻金請求の際に、メーカーに対して請求書を発行していました。割戻金は1商品ごとに契約が結ばれ、請求条件も商品によって異なります。取扱商品数も多く、医薬品や化粧品、日用雑貨、食品など多岐に渡り、1社に対して複数の請求書を発行する事もよくあります。
毎月請求が発生しない取引先もあるため、取引先約290社に対し、通常月の発行通数は約200通、四半期ごとの決算月では約600通、年に1度の総決算月ではおよそ800通にものぼります。総決算期には請求書の発行業務だけで通常業務を圧迫する状態でした。また、当時は財務部だけではなく、ごく一部ですが、仕入を担当する部署の担当者が、直接取引先に請求書を発行していたことも課題でした。
もちろん最終的には、財務部の方で全体の請求金額を集計し、収益の計上や消し込みといった業務を行うため、
関連リンク
BtoBプラットフォーム 請求書
- 請求書の受取・発行を電子化
中部薬品株式会社
設立:1984年2月
事業内容:ドラッグストア・調剤薬局チェーン「V・drug」の経営
代表者:山口 眞里
本社所在地:岐阜県多治見市高根町4-29
企業サイト:https://www.vdrug.co.jp/
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