中部薬品株式会社取材日 2017年2月22日

請求業務にかかる作業を大幅削減。
財務部からの提案が、会社全体の業務効率化を促すきっかけになりました。

利用サービス 請求書(発行) | エリア 中部地方 | 業種 総合小売
中部薬品株式会社

1984年に創業し、岐阜県多治見市に本社を構える中部薬品株式会社。株式会社バローホールディングスの傘下として、医薬品・健康食品・化粧品・日用品の販売業務から、保険調剤薬局までを幅広く扱うドラッグストアチェーン「V・drug」を展開しています。主に愛知・岐阜・三重・静岡・石川・富山・福井・滋賀で拡大し、店舗数は301店舗(2016年末現在)を数えます。売上高900億を超える、中部地方の中でも有数のドラッグストアチェーンです。
事業拡大に伴った経理書類の増大に伴うコスト削減と、部署ごとに分散していた請求書発行業務の解決を目的に『BtoBプラットフォーム 請求書』を導入した同社。その効果について財務部部長、マネージャーにお話を伺いました。

ココがPOINT!

  • 1各部署が発行していた請求書が集約され、一元管理を実現。
  • 298%の電子化で、請求書を作成する手間から解放。ストレスフリーに。
  • 3財務部の毎月の請求業務が、最大で14時間軽減。

課題は業務フローの改善と、見えにくい請求業務の「見える化」

― まず、御社の抱えていた課題について教えてください。

ドラッグストアのメイン業務は、店舗でのお客さまへの対面販 売です。BtoCでのやり取りですから、基本的にお客様と請求書のやり取りは発生しません。

ドラッグストアでは定価でメーカーから商品を仕入れ、販売高や販売数など一定の条件に応じてメーカーに割戻金を請求することがあるのですが、その割戻金請求の際に、メーカーに対して請求書を発行していました。割戻金は1商品ごとに契約が結ばれ、請求条件も商品によって異なります。取扱商品数も多く、医薬品や化粧品、日用雑貨、食品など多岐に渡り、1社に対して複数の請求書を発行する事もよくあります。

毎月請求が発生しない取引先もあるため、取引先約290社に対し、通常月の発行通数は約200通、四半期ごとの決算月では約600通、年に1度の総決算月ではおよそ800通にものぼります。総決算期には請求書の発行業務だ けで通常業務を圧迫する状態でした。また、当時は財務部だけではなく、ごく一部ですが、仕入を担当する部署の担当者が、直接取引先に請求書を発行していたことも課題でした。

もちろん最終的には、財務部の方で全体の請求金額を集計し、収益の計上や消し込みといった業務を行うため…

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中部薬品株式会社
設立 1984年2月
事業内容 ドラッグストア・調剤薬局チェーン「V・drug」の経営
代表 山口 眞里
本社所在地 岐阜県多治見市高根町4-29
企業サイト https://www.vdrug.co.jp/
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