アリスタ フードソリューションズ ジャパン株式会社掲載日 2025年6月26日

AI-OCRで2000社のFAX受注・リファックスを一括対応。
手作業・ミスが減り、業務効率が劇的に改善しました。

利用サービス 受発注(受注) | エリア 関東 | 業種 製菓・ベーカリー | 取材日 
アリスタ フードソリューションズ ジャパン株式会社

ヨーロッパ最大手の業務用ベーカリーを母体に持つ、アリスタ フードソリューションズ ジャパン。本格的な冷凍ベーカリー製品を、日本のプロフェッショナルな食の現場へお届けしています。毎日2,000社からのFAX注文処理が大きな課題でした。同じ商品名でもサイズや原材料に違いがあるため、確認の手間やミスのリスクがつきまとい、1件ずつのリファックス作業も負担になっていたのです。

この課題を『発注書AI-OCR(invox)』で解決。AIが複雑な商品を正確に自動特定し、リファックスも一括送信で完了。手間やミスが激減したことで業務は驚くほどスムーズになり、日々のストレスから解放されました。

ココがPOINT!

2,000社からのFAX注文が大きな業務負担に

― 会社の概要を教えてください。

営業部 カスタマーサービス コールセンター マネージャー(以下、マネージャー):海外の自社工場から高品質なパンを輸入し、全国のホテルやレストラン、スーパーマーケットなどへ幅広くお届けしています。

長年ホテル業界のお客様を主要な取引先としてきましたが、最近では販売チャネルも大きく広がり、現在では3,300社を超えるお客様にご利用いただいています。

営業部 カスタマーサービス コールセンター マネージャー

― 受注業務についてどのような課題があるのでしょうか?

マネージャー:現在、3,300社に及ぶ取引先のうち、約1/3からは『BtoBプラットフォーム 受発注』を通じてオンラインにて注文を受けています。しかし、残りの約2,000社、特に個人レストランや大学の学食など、デジタル化がまだ進んでいない取引先からは、依然としてFAXでの注文が中心です。

このFAXによる注文は、数名のスタッフが手作業で基幹システムへ入力する必要があり、大きな業務負担となっていました。

個人店からのFAXに加え、ホテル専門の購買サイトからの注文も、一つひとつメールを開き、手作業で基幹システムに入力しています。さらに、入力済みの受注データとすべての注文書を照合し、配送部門へ日々の手配分を送る作業も発生していました。

10年後も安心!FAX発注書を自動化する受注システムで未来を拓く

― 以前の業務、どんなご状況でしたか?

マネージャー:以前のFAX業務は、まさに手作業のオンパレードでした。読み取られたデータを基幹システムに手入力し、PC上で「確認済み」のスタンプを押す。そして、ここからがまた一苦労で、FAXの返信も手作業で行っていました。

コールセンター 担当者(以下、担当者):単にFAXを送信するだけでも大変な手間がかかっていました。リファックスの際は、一件ごとにFAX番号を手打ちで入力する必要があったのです。FAXがきちんと送信されたかどうかの確認作業にも時間を取られてしまうことが頻繁にありました。このような非効率なフローが、日々大きな負担となっていたのです。

コールセンター 担当者

マネージャー:このままではまずい。その危機感が具体化したのは、社内ミーティングでのことでした。「10年後に会社の売上を倍にする!」という目標が掲げられた瞬間、私たちの間に走ったのは、喜びよりもむしろ冷や汗でした。

すでに受注業務は限界なのに、売上が倍になったらどうなってしまうんだろう。想像を絶する業務量。手作業には物理的な限界があります。しかも、商品の入れ替えは頻繁にあり、正確な商品知識がなければスムーズな手入力は不可能。一部のベテランしか対応できない属人化の問題が、会社の成長を阻む壁として立ちはだかっていたのです。このままでは、目標達成どころか、日々の業務すら立ち行かなくなる、そんな絶望的な未来が、一気に現実味を帯びました。

― そんな状況で『発注書AI-OCR(invox)』と出会われたのですね。選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

マネージャー:そうなんです!2〜3社をピックアップし、実際にトライアルを試したサービスもありましたが、既存の基幹システムとの連携がうまくいかず、泣く泣く断念。また振り出しに戻るかと諦めかけたその時、私たちは運命的な出会いを果たしたのです。それが『発注書AI-OCR(invox)』でした。

すでに導入している『BtoBプラットフォーム 受発注』と同じインフォマートが運営していると判明し、驚きと共に、大きな安心感を覚えました。これなら連携もスムーズにいくはずと直感的に確信し、すぐに連絡を取ったのです。他社にはなかった『リファックス機能』にも対応していたことも、導入の大きな決め手でした。

導入にあたっては、幸いにも社長が業務効率化に非常に理解があり、社内全体に新しいツールの導入に前向きな雰囲気があったのは大きな救いでした。

設定でつまずかない!インフォマートの手厚いサポートで導入も安心

― 導入時の初期設定に、ご負担はありませんでしたか?

マネージャー:私たちは数多くの取引先を抱えているため、その登録作業にはやはり時間がかかりました。これは想定内のことだったので、特に問題はありません。

ただ、取引先ごとに異なるFAX発注書の書式を過去の発注履歴から集める作業には苦労しました。しかし、初期設定はインフォマートの担当者の方が手厚くサポートしてくださったので、特に不安はありませんでした。むしろ、この作業が未来の業務改善につながると思うと、ワクワクした気持ちの方が強かったです。そのおかげで、2024年12月に契約してから、わずか1カ月後には稼働を開始することができました。

担当者:新しいシステムの導入には不安がありましたが、パソコンが苦手なスタッフも、直感的に操作できる分かりやすい画面のおかげで、すぐに慣れることができました。チーム全員が抵抗なく、スムーズに使いこなせています。

ミニ・クロワッサン30g
ほんのり甘みのある、バターをたっぷり使用したリッチなミニサイズのクロワッサンです。

あんこギッフェリ
上品なつぶあんの甘さとクロワッサン生地の塩味が絶妙な人気のクロワッサンです。

― 実際に、業務はどれくらい簡素化されましたか?

担当者:特に、これまで悩みの種だったリファックス業務での人的ミスや作業工数を、劇的に削減できました!『発注書AI-OCR(invox)』のリファックス機能は、事前に送信先FAX番号を設定できるため、あとは対象の発注書を選択して送信ボタンを押すだけです。

以前は1件ずつFAX番号を手入力し、送信ボタンを何度も押す、という非効率な作業を繰り返していましたが、その手間が嘘のようになくなりました。この機能のおかげで、業務効率は飛躍的に向上しました!

担当者:1つのPDFファイルに複数の発注書がまとまっている場合、これまでの処理状況が曖昧になり、結果として処理を最初からやり直したり、重要な注文を見落としたりするリスクがありました。これにより、取引先から商品未着の問い合わせを受けるといったトラブルも発生していました。

発注書AI-OCR(invox)』は、複数の発注書が統合されたPDFファイルであっても、自動で1枚ずつの発注書データに分割します。この機能により、処理状況の明確化、見落としの防止、そしてそれに伴う取引先とのトラブルもゼロとなりました。

コールセンター 担当者

マネージャー:リファックス業務だけでも少なくとも日に1時間の業務短縮を実現しました。スタッフはみんな在宅勤務ですが、問題なく業務をこなすことができています。数値では測れないこの精神的なゆとりこそが、業務効率化以上の価値をもたらしてくれました。

― 今後の展望をお聞かせください。

マネージャー:いまだに多くの取引先がFAXで注文されるのが実情です。『発注書AI-OCR(invox)』の読み取り精度は高いのですが、自社発注書を作成し、これで注文を受け付けることで、さらに読み取り精度を高められます。新規取引先には自社発注書での注文をお願いし、さらなる業務効率化を進めていきたいと考えています。

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設立1997年4月9日
代表者代表取締役 ボスジャン・ルービック
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インスタグラムhttps://www.instagram.com/aryzta_jp/
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