青森県でリンゴ園を営むタムラファーム様。代表取締役の田村さんは大学を卒業後、弘前市にある青果店にてリンゴの販売や加工食品の開発に従事。美味しいリンゴを流通させたいという思いで、1989年に起業されました。以来、自社農園にてリンゴを栽培し、リンゴジュースやジャムなどの加工食品の開発にも力を注がれています。2013年からは、自社のリンゴを使ったシードル(リンゴの発泡酒)の委託製造を開始。発売から1年足らずでじわじわとファンが増え続けている商品です。今回は、このタムラシードルをご紹介します。

【point1】 美味しいシードル作りには欠かせない美味しいリンゴ

タムラファーム様のリンゴ園は、日本一といわれるリンゴの産地・青森県弘前市にあります。その中で、最も高品質のリンゴが採れるといわれる「宇和野地区」に7ヘクタールもの畑をお持ちです。また、寒暖差が大きいことから美味しいリンゴが採れると評判の、岩木山のふもとにも3ヘクタールの畑があります。タムラファーム様では、魚粕、骨粉などをふんだんに使用した天然ミネラルが豊富な自家特製有機質肥料を使っており、ミネラルをたっぷりと吸収して育てたリンゴは、果肉が緻密で糖度も高く、ワンランク上の味わいです。
【point2】 厳選した3種類の完熟リンゴを惜しみなく使う

美味しいシードル作りには、美味しいリンゴが欠かせません。タムラファーム様では、完熟リンゴのみを使ってシードルを作ります。リンゴは糖度が高く、フレッシュ感があり、それでいて少し酸味のあるリンゴを使用。何十回にも渡り試作を繰り返した結果、紅玉、サンふじ、王林の3種類のリンゴをブレンドして作っています。上品で爽やかな飲み口と奥ゆかしい甘さのバランスが絶妙で、日本人の味覚と食事にあったシードルに仕上がっています。アルコールが苦手な方でも楽しめる、低アルコールなのも特徴です。
【point3】 モンドセレクション受賞実績があるワイナリーとの連携

「最高の環境と、情熱を持って育てた自慢のリンゴを使用して、世界に通用するシードルを作りたい」と話す田村さん。タムラシードルは、モンドセレクションのワイン部門で金賞を受賞した実績を持つ、京都のワイナリー「丹波ワイン」と共同開発をして誕生しました。丹波ワインは国内屈指のワイナリーとして優れた技術を駆使し、長年に渡り日本人の食文化に合わせたワイン作りを行うワイナリー。その技術を生かして作られたタムラシードルは、すっきりとした後味が特徴で、食中酒としても違和感なく楽しむことができます。