今回ご紹介するのは、青森県の食肉卸、十和田ミート株式会社様が取り扱う、「日本短角牛」です。青森県の豊かな自然の中でのびのびと育てられる短角牛は、脂肪分が少なく、ヘルシーな赤身肉で旨味成分が和牛No.1!現在では、生産が減少し日本の肉用牛総頭数の1%にも満たないほど希少価値の高い和牛です。知る人ぞ知る幻の「日本短角牛」をぜひ、ご賞味ください!

【point1】 噛めば噛むほど広がる芳醇な旨味

「日本短角牛」とは、日本短角種という※和牛の一種です。荷物運送などトラクターの代わりとして飼われていた南部牛とイギリスのショートホーンを掛け合わせて誕生しました。そのため、とても病気に強く、脂肪分を蓄積しないのが特徴です。余分な脂がないヘルシーな赤身肉なので、口の中でとろけるような霜降りとは全く違い、香り高く、噛めば噛むほど肉本来のおいしさが広がります。さらに肉のおいしさの基準となる、グルタミン酸やアラニンなどの旨味成分が非常に高く、霜降り肉の1.5倍含まれているそうです。
和牛とは・・・国内で生産された「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種
【point2】 のびのびストレスフリーで育つ短角牛

十和田ミート株式会社様で扱う「日本短角牛」は、夏から秋にかけて八甲田や十和田湖周辺にある広大な放牧地に放ち、冬から春かけて牛舎で育てる「夏山冬里方式」と呼ばれる方法で飼育されています。この間の飼料は、穀物などは避け、自然な草やデントコーン、稲ワラを中心に与えています。広い放牧地の中でのびのびとストレスフリーな環境で育つため、牛の健康状態も良好だそう。安心・安全・低カロリーの3拍子揃った牛肉は、ここ数年人気が高まっています。
【point3】 シェフの腕前が試せます!

サシが少ない「日本短角牛」の旨味を引き出すには、低温調理がおすすめ。例えば、ステーキだと表面は強火で焼き、そのあと65℃くらいでゆっくり火を通すと旨味も逃げず、やわらかく仕上がります。その他には煮込み料理のカレーやビーフシチュー、ローストビーフ、挽肉にしてハンバーグなどにご活用いただけます。また脂が多いとソースを弾いてしまうこともあるそうですが、短角牛はソースがよく馴染むので、レストランのシェフには「ソースで勝負ができる!」と大好評だそうです。差別化を図る商品をお求めの方はぜひ同社にお問い合わせください。