なんとリピート率は80%以上!八丈島のくさや製造メーカー、藍ヶ江水産様が開発した「くさやチーズ」が今、飲食店からアツイ視線を集めています!ポイントはくさやの旨味とチーズのまろやかな風味が生みだす絶妙なハーモニー……。一度食べたらその味が忘れられない絶品チーズをご紹介します!

【point1】くさやのルーツは伊豆諸島にあり

東京から飛行機で1時間弱。人口約8000人が暮らす自然豊かな八丈島は、黒潮の恩恵で季節ごとにおいしい海の幸が水揚げされ、漁業で栄えてきました。明日葉や島焼酎(芋焼酎)、ワサビの代わりに練りがらしを使う島寿司など様々な名物がありますが、中でも有名なのは「くさや」。同じ伊豆諸島の新島が発祥の地とされ、八丈島でも江戸時代から製造されてきた重要な特産品となっています。
【point2】くやさ一筋100年。販路は全国へ

藍ヶ江水産様は明治末期から青ムロアジやトビウオ、金目鯛などのくさやの製造を行ってきた老舗メーカー。原料となる魚はすべて八丈島産で、地元の漁師から新鮮な魚だけを買い付け、使用されているそうです。八丈島のくさやは島内で消費・販売されることが多く、あまり市場に出回りませんが、同社は問屋や仲買を通して全国のスーパーや飲食店、酒屋さんなどに販売されています。
【point3】チーズと一緒に食べてみたら、おいしかった!

そんな同社が生んだ“リピート率ダントツNo1”の人気商品が、「くさやチーズ」です。加藤社長がたまたまチーズとくさやを一緒に食べたことがあり、あまりにおいしかったため独自に商品化されたそう。青むろ鯵のくさや、明日葉、島焼酎といった八丈島の特産品とチーズを織り交ぜ、スモークした香り高い逸品です。飲食店からは、「ワインはもちろん日本酒や焼酎などどんなお酒にも合う」と、大変高い評価を得ています。