創業は1972年。美しい自然に囲まれた愛媛県内子町で養鶏業を営むイヨエッグ様。「安全・安心・新鮮」をコンセプトに美味しい卵を生産しています。チリ原産の鶏が産んだ、殻の色が水色の珍しい卵や、紅花やオオバコなどハーブを食べて育った卵など様々な種類の卵を扱う中、今回おすすめするのは真っ白な黄身が特徴の米っ娘たまごです。黄身の黄色い卵に比べて臭みが少なくあっさりしているので、卵が苦手な人でも食べやすくなっています。

【point1】 食物自給率を上げるための卵作り

養鶏業を営むイヨエッグ様ですが、食料自給率を上げるためにはどうすればよいかと日々模索されていました。まず、主食であるお米の消費量をアップさせる必要があると考えたイヨエッグ様は、稲穂を鶏に使うことを思いついたのです。さらに、エサのトウモロコシを100%米に置き換えることを試みました。そうしてできたのが米っ娘たまご。鶏の糞尿は田畑で使えるよう乾燥させたものを安価で農家の人に譲るなど、循環型農業へも取り組んでいます。
【point2】 全卵を使用しても真っ白に仕上がる

イヨエッグ様が扱う卵の中でも、米っ娘たまごは真っ白な黄身を持つ少し変わった卵です。通常、鶏のエサはトウモロコシであることが多いのですが、この卵を産む鶏には米をエサとして与えています。さらに、動物性タンパク質ではなく植物性のタンパク質を与えています。そうすることで真っ白な黄身を持つ卵が産まれるのです。全卵を使用しても真っ白に仕上がるのでスイーツ作りをする時などに無駄が出ず、たいへん重宝されています。
【point3】 安心安全を追求しエサや飲み水にこだわる

安心、安全な卵を生産するために、エサや飲み水にもこだわっているイヨエッグ様。エサは細胞を活性化し、有害物質を無害化する力があるといわれるEM菌や、ミネラルを豊富に含む天然のにがりなどを与えています。また、鶏の飲み水には人間の体内水分バランスに近い磁器水を与え、鶏の健康管理に気を遣っています。こうして育てられた鶏が生む卵は、安全で安心して食べられる卵です。